職場体験学習を中学生や高校生の頃に行って,その体験談や感想を職場体験レポートとして提出した人は多いでしょう。 現在では,自立して働く意味を子供のうちから実習してもらおうと,職場体験学習が盛んに行われています。 そんな,職場体験学習の最新情報をご紹介します。
職場体験学習は、誰でも一度は行った経験のある授業ではないでしょうか。 近年の経済の構造的なシフトや、雇用形態の多様・流動化を背景に、就職や進学を問わず学生を取り囲む状況 は大きく変化しています。このような中で社会の変化に流されることなく、それぞれが直面する問題に柔軟に 対応し、自立していくことが今学生である人材に求められる資質だと言います。
スポンサードリンク
近年、文部科学大臣、厚生労働大臣、経済産業大臣、経済政策担当大臣からなる関係四閣僚によ って教育や雇用、産業政策の連携強化などによる総括的な人材の育成案としてまとめられた「若者自立・挑戦 プラン」から現在のニート・フリーターなどの増加傾向を反転させるべく、若者の藤堂意欲を喚起し、その職 業的自立を促進していく事を急務としています。また、若者が生きる自信と力をつける社会を実現する為、社会 に出る前の職場体験学習やインターン・シップを推進する事を基本方針として、このプランは進められているようです。
以前から職場体験学習は多くの中学校で行われ、現在ではその割合は公立中学校の約九割を超える統計が出ています。 しかし、政府の担当者が最も問題としているのは、その期間のほとんどが一日から三日のうちに収まってしまっている ことです。職場体験学習というのは、実は新人研修と似た側面があります。アルバイトをしたことのある人間ならほと んどはわかる事でしょうが、仕事というのはある程度慣れてからその実態や大変さがわかってくるものです。率直に言 って三日かそこらの就業では、働いたような錯覚は覚えるでしょうが、実のところはその仕事の事をほとんど理解出来 ていません。
よく勘違いしやすいのが、その三日の間をなんとなくこなせてしまったからといって「向いている」と勘 違いしてしまうことです。もちろん仕事に夢を持つのは良い事ですし、職場の人も余り無茶な事を頼んで失敗されても 困るでしょうが、それでも、職場体験学習では最低限仕事の大変さがわかるだけの期間、行うべきだと思います。仕事 で一番大変なのは「続けていくこと」です。学校と違って自分で見切りをつけない限り、仕事は終わりません。それだ けの長い時間を、その仕事と付き合っていけるか。それを考えるのに、中学生は決して遅くない時期でしょう。
何も難しい事をする必要はありません。ただ、今までの職場体験学習から一歩進んで、「職場体験継続学習」というか たちにするというわけです。 社会の在り方がこれだけ変化してきている現代、職場体験学習もそれに対応した遣り方をしていったほうがいいのでは ないでしょうか。